穏やかな気分ではいられないですよね、お察しいたします。 順番に、①犯人を特定できるか、②電話番号をバラすことが犯罪になるのか、説明したいと思います!

まず、①質問箱やネットで送信したり拡散したりした犯人を特定できるかですが、これは私のブログで解説しておりますので、そちらをご覧ください! 「特定することは可能だけど、ものすごく大変」です…。

電話番号の拡散が犯罪であれば、警察に届け出て、刑事事件として犯人を特定してもらうのが一般的です。 犯罪じゃなかったり、警察が動いてくれない場合は、弁護士が裁判所に書面を提出して犯人を特定していきます。

では次に、②電話番号をバラすことが犯罪になるのか、です。 固定電話番号はプライバシー性の高い情報なので、個人情報にあたると思います。 他方、法律で「個人情報を適切に扱う義務のある人」になっているのは、必ずしも全員ではなくて、国や市町村、会社などが一般的です。

ですので、もし、ご友人などの個人が、ご相談者様の電話番号をバラしたとしても、犯罪とはいい難いため、警察が捕まえてくれる可能性はかなり低いと思います(もし、犯人が学校であることが確実であれば、警察が動いてくれるかもです)。

もちろん、電話番号をバラすのはよくないので、弁護士に頼んで民事責任(慰謝料の弁償請求)を追及していくコトになるかと思います! 犯人特定は思っている以上に時間とコストがかかるので、それなりの覚悟を決めたほうがイイかと思います! 無理をせずがんばってくださいね★

Lawyer Takahiro Kitagawa

弁 護 士 北 川 貴 啓